

個人のためのDX2.0を目指そう
組織が目指すDXの定義は、経済産業省の資料で次のように定義されています。
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズをもとに、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。それによって企業として安定した収益を得られるような仕組みを作ること。
これを個人に置き換えると、以下のようになります。
ビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、個人のビジネスモデルを変革すること。
組織は、個人の集まりなので、まず一人ひとりがDXを理解して、個人のビジネスモデルを変革する必要があると考えます。ここでは、DX1.0を業務のデジタル化、DX2.0をデジタル技術を使って個人のビジネスモデルを変革すると定義しておきます。
DX2.0を進める上での現状の課題を確認する
1.自分の仕事の全体像がわからない
・膨大な情報の海に溺れてる
・優先順位が決まらない。
・部下に振った仕事、なんだったかな?
・部下の仕事の進捗が一部見えない
・複数のプロジェクトの管理がうまくできない
・プロジェクトの全体像が掴めていない
2.長期的に重要なことを考える時間を手に入れたい
・ルーチンワークから開放されたい
・仕事の見える化で知的生産性を上げ、人生のキャリアビジョンを考える時間を手に入れたい
・社員の仕事を見える化して、組織の戦略を考える時間を手に入れたい
3.デジタル化するにしても暗黙知が多すぎる
・リスク、進捗、ミション、理念、job descriptionを見える化したい
4.テレワーク
・部下の仕事ぶりがわからない
・生産性が上がらない
・モチベーションが上がらない
・言葉で伝わらない
5.ブランド作りを楽にしたい
・SNS運用で自分のブランドを創りたい