MindManagerを誰が使っているのはとても重要な問いです。知っておく必要があります。

世界的に見て、マインドマップユーザーが多いのは、圧倒的にヨーロッパです。とくにドイツ人は好きですね。昔、知り合いのドイツ人に聞いたことがあります。

中野「ドイツ人は、なんでマインドマップを使う人が多いのか?」

ドイツ人「ドイツでは、子供のころかみんなマインドマップに馴染んでいるので、大人になってマインドマップを知らないという人はいない。たぶん、国民性かな。体に染み付いている。」

ドイツでMindManagerの営業をやっている人に聞いても、マインドマップをどう使うのかとか説明したことがないので、営業は超やりやすいと聞いたことがあります。

ドイツ人がマインドマップを好きな理由は、もう1つありまして、ドイツ人は、モデリング、アーキテクチャーを大事にする国民です。ドイツの車、電化製品、IT製品を見てもそれがわかります。まず、いきなり物を作り始めるのではなくて、じっくり、設計コンセプトを固めるために、モデルを作ることを優先します。日本人だと、どちらといえば、とりあえず形に見えるものを作って試行錯誤すればいいやという人が多いと思います。モデリング志向の国民にとっては、マインドマップがとても合うのです。ドイツの某自動車メーカーでは、社員9万人にMindManagerを配布していると言われていました。

日本はどうかというと、世界的にみても、マインドマップを知っている人が少ないし、使っている人も非常に少ないです。20代の人にときどき聞いてみますが、マインドマップを知っている人がいません。日本では、10年ほど前に神田昌典さんが、マインドマップの啓蒙活動に乗り出し、一時期ブームになりましたが、そのブームも終わり、ネットで話題になることもなくなりました。でも、数は少なくてもマインドマップを使っている人は存在します。私が、10年ほど前、MindManagerの代理店として販売を始めた当初、いろんな人に出会いました。

・コンサルタント

 最初に出会ったのがコンサルタントという人たちです。なんでMindManagerに興味をもったのですか?と聞くと

「海外出張行ったときに、会議のプレゼンでMindManagerを使う人が多くて、それで私も使いたいと思いました。」

MindManagerのプレゼンがかっこよく見えたのでしょうね。

コンサルタントの方がMindManagerを使うのは、必然性があります。お客様にインタビューする機会が多く、膨大な情報量を聞き出して、それを文書化する必要がありますが、そんなときにMindManagerは、とても役立ちます。また、ノウハウをベストプラクティスとして蓄積することが多く、通常の文章ファイルよりも、MindManager形式でベストプラクティスを保存しておいたほうが再利用性が高くなります。

・ベンチャー経営者

 ベンチャー経営者は、経営のスピード感をとても大事にします。何人かのベンチャー経営者がMindManagerを使うのを見てきました。こんな使い方をしています。

1)議事録をMindManagerで速攻で作り、それを関係者に配布する。MindManagerで会議をすると、発言がどんどん枝になっていき、会議の流れが見える化できるので、短時間で会議を終えることができます。実は、議事録を作るのは、非常に多い利用方法です。

2)経営の航海図をMindManagerで表現する。いくつかの事業領域がある場合、どの領域をどのように攻めるかを経営者にとって頭の痛い問題です。MindManagerで経営者の頭の中を見える化しておくと、思考が楽になるのと、見落としがなくなり、経営リスクを見つけやすくなります。

・企業の管理職

中間管理職は、上下から責められながら長時間労働を強いられる人が多いと思います。管理すべきプロジェクトも多く、各タスクがどう進んでいて、リソースとして何が足りないか、どんなリスクが今あるのかは常に把握しておく必要があります。そんなときに、MindManagerで自分の管理するプロジェクトの情報をすべて鳥瞰できるようにしておくと、圧倒的なスピードで仕事をこなせます。

・マーケッター

マーケッターと言われる人たちは、企画立案すること日常的にやっています。最初、ブレインストーミングでMindManagerでアイデア出しを行い、出てきたアイデアからアイデアを絞り込んでいき企画の骨格を固めるという段階でもMindManagerは重宝します。いきなりパワーポイントの資料を作るのではなくて、MindManagerで企画の骨子を固めるのがうまい使い方です。